[2007年07月29日]

俳句(2007-07-29)

こがね虫葉かげを歩む風雨かな

杉田久女(1890~1946)

こがね虫が夏の季語。黄金虫、かなぶん、ぶんぶん、ぶんぶん虫も同意の季語です。
バルコニーの月下美人の植木鉢の下皿に、金緑の黄金虫が飛んできました。お金がいっぱい入ってくるという印かしら? このバルコニーには、7月14日の大風のときには、ミミズやムカデも飛んできます。
風雨のときに、何かの葉かげをこがね虫が歩んでいるよ、とただそれだけの句ですが、どことなく俳味を感じます。
夏の夜に、真っ暗な闇の中からぶんぶんと羽音をきかせてこがね虫が飛んでいます。厄介者という印象ですが、金緑の背中の色は忘れませんね。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年07月29日 05:54

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