[2007年08月04日]

俳句(2007-08-04)

焔を吐いて月下美人のひらきそむ

石原八束(1919~98)

月下美人が夏の季語。
「焔(ほ)を吐いて」が素晴らしい表現です。あの月下美人が咲いてゆくときをこのように表わしたことに驚きました。
深夜、実際に花が開く場面を見たことがあります。一度は静岡県伊東の保養所で、もう一度は横浜の自宅でした。超高速度カメラでその模様を見せたいくらいです。
白い大きな花はたった1回しか咲きません。かぐわしい匂いが辺りを包みます。南米原産のサボテン科の多年草ですが、どこかよその国にいるみたいです。
1年前、横浜から横須賀にまで持ってきた「月下美人」はどうやら今年は咲かないようです。
作者いしはら・やつかの紹介は、2005年4月5日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)

投稿者 m-staff : 2007年08月04日 05:13

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