[2007年08月06日]

俳句(2007-08-06)

原爆の日の拡声器沖へ向く

西東三鬼(1900~62)

原爆の日が夏の季語。原爆忌、原爆記念日、広島忌、長崎忌、平和祭なども同意の季語です。
いわずと知れた1945(昭和20)年8月6日広島に、8月9日長崎に原子爆弾が世界で初めて落とされました。ついこの間、太平洋戦争を終結させるためには、原爆投下もやむをえなかったという長崎の政治家は、即刻首になりました。核をもて遊んではなりません。
沖は太平洋、沖に向いた拡声器の声の先には、原爆を投下したアメリカがあります。この句では、わたしたちにできることは「平和を祈ること」しかない、といっているようです。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年08月06日 05:07

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