[2007年08月09日]

俳句(2007-08-09)

秋暑き日々を送りぬ日々おなじ

相馬遷子(1908~76)

秋暑きが秋の季語。残暑、残る暑さ、秋暑し、秋の暑さ、秋暑も同意の季語です。
「歳時記」や暦の上で秋になったとはいえ、8月中はまだまだきびしい残暑を感じます。今年は、台風4,5号が相次いで押しかけて、例年よりは早く秋が来ているような印象を受けます。今朝も富士山のシルエットが薄く浮かんでいます。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、9月半ばまでは暑さが続くでしょう。時には、何かの影響で急に涼しくなってからの暑さは身に応えます。
この句は、暑さが延々と続いてゆくなかで、日々の暮らしが普段どおり続いてゆくことの何気なさを詠っています。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2007年08月09日 05:55

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