[2007年08月12日]

俳句(2007-08-12)

古里にふたりそろひて生身魂

阿波野青畝(1899~1992)

生身魂(いきみたま)が秋の季語。生御魂(いきみたま)、生盆(いきぼん)、蓮の飯も同意の季語です。
盆の13日から16日の間に、生きている人にも礼を尽くします。生盆ともいいます。死者に対する供養だけではなく、生きている御霊、例えば両親などに対して行います。生身魂を喜び、これからも長生きしてくださいという願いの行事です。
この句は、その願いを込めて作られたと思いますが、わたしにとっては、とうの昔に両親は亡くなっております。さあ、仏壇にお線香を上げて、父の好きだった饅頭でも供えよう。
作者あわの・せいほの紹介は、2005年4月21日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・昨日は今年一番の暑さ。青山墓地での田中先生一周忌法要は、お坊さんも参加者も汗だくでした。

投稿者 m-staff : 2007年08月12日 04:49

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