[2007年08月13日]

俳句(2007-08-13)

潮さゐのしづかにとどき霊まつり

木津柳芽(1892~1978)

霊まつりが秋の季語。盆、盂蘭盆(うらぼん)、盆棚、精霊棚、棚経、新盆、茄子の牛、瓜の馬なども同意の季語です。
盆は、8月13日の夕刻から15日(または16日)までの魂祭(たままつり)、霊(たま)まつりです。お盆の行事は、土地によって様々ですが、死者のために祭りを行い、その苦しみをのがれる行事であり、わが国では古くから行われています。
夏場にかけて毎年海や山で多くの人が事故で亡くなります。この句はまるで海で亡くなった人を痛むかのように潮騒の音が静かに聞えてきます。
作者きづ・りゅうがは、東京・本所の生れ、日本橋で商家を営み、川柳から俳句に移ります。「ホトトギス」や「馬酔木」に投句、戦前から戦後にかけて「馬酔木」の発行を手伝いました。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・猛暑(?)お見舞い申し上げます。8月7日ごろからぐんぐん暑くなり、ついに12日には我が家もクーラーを入れました。

投稿者 m-staff : 2007年08月13日 04:33

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