[2007年08月26日]

俳句(2007-08-26)

ある朝の浮べる秋の雲なりけり

安住 敦(1907~88)

秋の雲が秋の季語。
夏の雲と違って秋の雲はさわやかな澄んだ空を流れてゆきます。バルコニーから雲の行方を見るのが日課になっています。
この句は、なんともとぼけた味のある句です。「ある朝の」は、特定の秋の朝ではなく不意と浮かんだ言葉でしょう。「雲なりけり」は字余りですが、かえってこのほうが茫洋とした感じを持たせてくれます。秋の柔らかな感じと季節の移ろいを感じさせてくれます。
1965(昭和40)年刊行の「暦日抄」に所収されています。
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:山本健吉「句歌歳時記」、新潮社、1986年刊)
・昨晩は、バルコニーから「横須賀西地区納涼花火大会」を見ました。午後7時半から8時5分まで、1,250発の花火。わたしにとって今年で2回目、毎年この時期に行われ、楽しませてくれます。

投稿者 m-staff : 2007年08月26日 04:43

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