[2007年09月03日]

俳句(2007-09-01)

天皇は那須に座しぬ震災忌

藤田湘子(1926~2005)

震災忌が秋の季語。震災記念日、防災の日も同意の季語です。
84年前の1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模湾西部を震源とする大地震が東京・横浜を中心に関東圏を襲いました。関東大震災はマグニチュード7.9。大火災を引き起こし、死者行方不明者14万人。家屋の損壊57万戸。被害の総額約60億円、戒厳令、治安維持令を公布。
9月1日は防災の日。地震列島日本、いつもどこかが揺れています。大地震が近いとマスコミが始終報道していますが、忘れがちになる防災の心を引き締めて身の回りを見てみましょう。
この句は、震災が当時の大正天皇が那須に静養しているときに起きたというただそれだけのことなのですが、俳句になるとその裏には様々な感慨を催します。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005年4月22日を参照。
(出典:「合本・俳句歳時記第3版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年09月03日 12:05

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2009