[2007年09月03日]

俳句(2007-09-03)

轡虫かすかに遠き寝のやすく

富安風生(1885~1979)

轡虫(くつわむし)が秋の季語。
バルコニーの一角の鉢の中で、「がちゃがちゃ」とか「がしゃがしゃ」と轡虫が鳴いています。
轡虫は、キリギリスの仲間で、体は大きく、8月から9月にかけてがちゃがちゃと鳴きます。馬のくつわを鳴らすような鳴き方というのでくつわむしといいます。
この句では、そのうるさいくつわむしが近くではなく、遠くにいて鳴いているので、今夜はゆっくり休めそうだと詠っています。さもありなんですね。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・このホームページが1、2日とダウンしておりました。関係者の御努力により復旧しました。有難うございます。

投稿者 m-staff : 2007年09月03日 12:14

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