[2007年09月07日]

俳句(2007-09-07)

紫をん咲き静かなる日の過ぎやすし

水原秋桜子(1892~1981)

紫苑(しおん)が秋の季語。
1948(昭和23)年刊の句集「重陽」より。
紫苑は、日本原産のキク科です。紫苑は野菊に似た可憐な花でよく庭に咲いています。
この句は、俳句の真髄を極めています。ほんの日常のひとコマですが、心にしみてきます。
今日もまた静かな一日、もう辺りに暮色が迫ってきています。「過ぎやすし」は秋の季節感が映し出されていると同時に、作者のこまやかなこころの動きを表わしています。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・台風9号が6日夕方から来襲し、一晩中猛威を奮っています。7日朝4時には小田原から八王子に抜けて北上中。交通機関は麻痺状態。被害のないように祈っています。

投稿者 m-staff : 2007年09月07日 04:57

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