[2007年09月25日]

俳句(2007-09-25)

生涯にかかる良夜の幾度か

福田蓼汀(1931~2004)

良夜(りょうや)が秋の季語。良宵(りょうしょう)、佳宵(かしょう)も同意の季語です。
陰暦8月15日の満月のことです。今年は、9月25日に当たります。月の光が隅々まで冴え渡って、木や草や虫までも見ることができます。良夜という表現は、俳句独特のものでしょうね。
この句は、冴え冴えとした満月を見ることができたことで、こんな素晴らしい月に出会えるのはもう無いかと、ふとこのような句が口からついて出たようです。
さて、今日の夜は晴れるでしょうか。心配です。昨晩はベランダの月下美人が3つも大きな花を咲かせました。いい匂いです。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年09月25日 05:01

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