[2007年10月07日]

俳句(2007-10-07)

山風は山へかへりぬ夜長酒

上田五千石(1933~97)

夜長酒(よながざけ)が秋の季語。長き夜、夜長しも同意の季語です。
わたしの住んでいる横須賀のこの頃の日の出は午前5時39分、日の入りは午後5時21分です。冬至に向かって少しずつ夜が長くなっています。秋の日の入りはつるべ落としといいますが、夕方になるとみるみる暗くなります。「夜がまた来る」という歌のような状景ですね。
この句は、その夜長にお酒を飲んでいるときの風を詠っています。山風は山へ帰り、海風は海に帰り、そして作者は一人でお酒を飲んでいます。またまた今晩も酔いつぶれるほど飲むことでしょう。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年10月07日 06:42

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