[2007年10月12日]

俳句(2007-10-12)

傘が来て溝蕎麦の雨ふとくなる

中村汀女(1900~89)

溝蕎麦(みぞそば)が秋の季語。
裏の小川の水辺に白い溝蕎麦が群がって咲いています。
タデ科の1年草で、高さは40~50センチ。葉は三角形で蕎麦に似て白色で上のほうに紅色の小花をつけています。葉のかたちが牛の額に似ているので、別名「牛の額」ともいいます。さらに、溝蕎麦の名前は溝に茂る蕎麦に似た花からきています。
この句は、「傘が来て」という表現に惹かれました。傘を差している人が来て、溝蕎麦に降っている雨がいっそう強くなったという光景に秋を感じました。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:「俳句歳時記」光文社文庫、1991年刊)
・今朝ほど、このウェブサイトの調子が悪かったのですが、午後には復旧しました。また、都内のJR改札口の機械がダウンして通勤に支障をきたしましたね。

投稿者 m-staff : 2007年10月12日 15:20

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