[2007年10月19日]

俳句(2007-10-19)

桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ

角川源義(1917~75)

桜紅葉が秋の季語。
裏の西公園の野球場を取り巻いている桜が紅葉し始めました。桜は全体に他の木に先立って紅葉し、散り始めます。桜の紅葉は葉が何となく黄ばんで赤らんでいて、虫に食われた後が残っています。散るにもどこか風情がありますね。
この句は、桜紅葉がしばらくの間はお日様に当たっていますが、それも長くはなく。海が暮れてゆくにつれてまた来年まで休みに入りますよ、と言っているようです。華やかな時は短いですね。作家・吉村 昭の俳人・尾崎放哉を扱った「海も暮れきる」を思い出しました。
作者かどかわ・げんよしの紹介は、2005年3月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・北海道日本ハムがパリーグの優勝を決めました。おめでとう。

投稿者 m-staff : 2007年10月19日 06:41

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