[2007年10月25日]

俳句(2007-10-25)

中華饅頭秋冬春夏湯気の中

林原耒井(1887~1975)

この句は、無季句ですが、強いて秋に入れました。
昔は、秋になって少し寒くなると肉屋さんで中華饅頭(ちゅうかま
んじゅう)を売り出し始めました。
いまではコンビニやスーパーなどで1年中売っています。おまけに
瞬間冷凍食品としてレンジで解凍すればすぐ食べられます。
春夏秋冬、いつでも食べられる中華饅頭を、俳人の悪戯心で作った
この句は、どこかユーモラスで憎めないものがあります。リズム感
もいいですね。句集「残照」に所収されています。
作者はやしばら・らいせいの紹介は、2007年5月30日を参照。
(出典:山本健吉「句歌歳時記」、新潮社、1986年刊)
・ワールド・シリーズは屋根のない球場でベースボール、日本シリー
ズは屋根のあるドーム球場で野球、さてどちらに臨場感があるので
しょうか。

投稿者 m-staff : 2007年10月25日 04:55

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