[2007年10月27日]

俳句(2007-10-27)

とべらの実手折る膝折り子は持たじ

菖蒲あや(1924~2006)

とべら(海桐)の実が秋の季語。
とべらの実をたくさん見つけました。23日は上天気に誘われて近くの「佐島」までドライブ、佐島はマリーナがあるところ、車で15分ほどの距離にあります。佐島には「天神島(てんじんじま)」「笠島(かさじま)」「毛無島(けなしじま)」の三つの島があり、天神島には天神島臨海自然教育園が海に面しており、様々な海辺の植物を見ることができます。自生する天神島の浜木綿(はまゆう)は、日本の北限になっています。浜木綿は夏の季語の通り、花は咲いていませんでした。
その代わりに、とべらの実を楽しみました。
この句は、とべらの実がついた枝を手で折って子どもに持たせようとしましたが、子どもはとべらの独特の臭気に嫌がって持たなかったという実景を詠っています。
作者しょうぶ・あやは、東京墨田区の生れ、下町の向島育ちで人生の大半を路地に生きた庶民派俳人として知られています。「若葉」「春嶺」を主宰しました。句集に「路地」「あや」「鶴の天」などがあります。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・コロラド州デンバーで雪が降らない限り、レッドソックスの勢いは止められません。

投稿者 m-staff : 2007年10月27日 06:16

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