[2007年11月05日]

俳句(2007-11-05)

そのほとり秋海棠の濡れ易し

後藤夜半(1895~1976)

秋海棠(しゅうかいどう)が秋の季語。断腸花も同意の季語です。
近くの小川のほとりに秋海棠がまだ咲いています。中国南部の原産で観賞用に栽培し、野生化したものもあります。9月ごろに淡い紅色の花を開きます。湿気のあるところを好み、控え目の花ですが、雨の日にもしっかりした姿を見せてくれます。秋の名花に一つにもなっています。
この句は、その秋海棠が川のほとりにあるのをじっくりと観察しています。正岡子規に次の句があります。何の言葉も要りませんね。
病床に秋海棠を描きけり   子規
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年11月05日 07:20

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