[2007年11月11日]

俳句(2007-11-11)

はつふゆの木と木の間澄みにけり

矢島渚男

はつふゆ(初冬)が冬の季語。冬はじめ、初冬、冬浅しも同意の季語です。
わたしの家のバルコニーから富士山の方角を見ていますと日一日と冬に向かっている様子がうかがわれます。空気が澄んでゆくのがとても良くわかります。
この句は、森や林の木々の間の空気が澄んでゆく様子を素直に捉えていて好感が持てます。
作者やしま・なぎさおは、1935年長野県丸子町生れ、俳句を石田波郷に習い、波郷死後加藤楸邨に師事し、後に森 澄雄に傾倒しました。大学卒業後は郷里に戻り、俳誌「梟」を創刊主宰しています。古典俳句に詳しく著書多数。
(出典:「新版・俳句歳時記」雄山閣、2003年刊)
・今日は酉の市。一の酉です。各地の大鳥神社は人の波。

投稿者 m-staff : 2007年11月11日 06:17

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