[2007年11月12日]

俳句(2007-11-12)

出雲路の神在月となりしかな

村山古郷(1909~86)

神在月(かみありづき)が冬の季語。神無月(かんなづき)、かみなづき、神去月、神有月、時雨月、初霜月なども同意の季語です。
古来、八百万(やおよろず)の神々がこの月に出雲大社に集まり、よその国にはいないと考えられて来ました。また、雷のない月、新米によって酒を造る醸成月(かみなしづき)とも言われています。陰暦10月の異称です。
神在月は、日本国中の神々がこの月に出雲大社に参集するとの俗説に基づいています。
この句は、その俗説をしっかりととらえて句に仕立てています。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年11月12日 05:49

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