[2007年11月16日]

俳句(2007-11-16)

人の世のけがれどこかに返り花

鷹羽狩行

返り花が冬の季語。帰り花、帰り咲、狂ひ咲、二度咲、忘れ咲、狂ひ花なども同意の季語です。
冬になって小春日和のころに、草木が時節はずれの花を咲かせることがあります。これを「帰り花」といい、「返り花」ともいいます。とくに梅、桜、梨、つつじ、山吹、たんぽぽなどに見られます。温暖化現象で気温が急に高くなるのは普通になってきました。総じてわびしい感じがしますね。
この句は、人の世にも生きてゆくのに辛いことが多いのに合せて、ひょっこりひょっこりと返り花が咲くと作者は言っています。
作者たかは・しゅぎょうの紹介は、2005年2月1日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)

投稿者 m-staff : 2007年11月16日 05:04

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