[2007年11月17日]

俳句(2007-11-17)

冬凪の檸檬色づくほのかなり

水原秋桜子(1892~1981)

冬凪(ふゆなぎ)が冬の季語。寒凪(かんなぎ)、凍凪(いてなぎ)も同意の季語です。
毎日、遠めに相模湾を見ています。天気が悪くて波が立っている日は、「海のうさぎ」が飛んでいるように見えます。
西高東低の冬型の気圧配置が緩むと季節風が収まって、冬の海は風が止み、おだやかな凪の状態になります。冬凪は短く、その後は荒天の波濤が控えています。
この句は、いつも見る夕照の相模湾に当てはまり、ほのかに檸檬色(れもんいろ)に染まったないでいる冬の海を美しく表現しています。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・今日は「炎環」横浜句会の「葉山吟行」です。

投稿者 m-staff : 2007年11月17日 05:30

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