[2007年11月20日]

俳句(2007-11-20)

凩や海に夕日を吹き落す

夏目漱石(1867~1916)

凩(こがらし)が冬の季語。木枯しも同意の季語です。
こがらしが吹き始めるといよいよ冬が始まります。木を吹き枯らすということから「木枯し」といいます。「凩」は日本でできた漢字です。この風が吹くと木々の枝が鳴って木の葉を吹きとばします。
この風は、木枯し1号から始まり、2号、3号と呼ばれることがあります。
この句は、わたしが毎日見ている相模湾に夕日を落すような強風をイメージしているようにも見えます。まことに動きのある句ですね。
「海に夕日を吹き落す」が効いています。
作者なつめ・そうせきの紹介は、2005年2月17日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年11月20日 05:12

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