[2007年11月27日]

俳句(2007-11-27)

磯走るはぐれ千鳥を浪が呼ぶ

上村占魚

はぐれ千鳥が冬の季語。鵆(ちどり)、磯千鳥、海千鳥、浦千鳥、浜千鳥、夕千鳥なども同意の季語です。
千鳥の足の指は三本で砂浜をすばやく動きます。これを千鳥足といいます。飛ぶ力は強くて大群で旋回飛行をし、声が可憐で可愛い鳥です。
古くから歌に詠まれています。
柿本人麻呂の歌
淡海の海夕浪千鳥汝が鳴けば心もしのに古へ思ほゆ
この句は、躍動感に溢れています。同じ作者に次の詩があります。
潮満ちてくれば鳴きけり川千鳥    占魚
作者うえむら・せんぎょの紹介は、2006年6月27日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年11月27日 05:36

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