[2007年12月01日]

俳句(2007-12-01)

極月やべたべた貼られ千社札

河野友人

極月(ごくげつ)が冬の季語。師走、蝋月、春待月も同意の季語です。
さあ、今日から12月。まだ何かし残したことがいっぱいあるようなどこか心が定まら月です。今年はイノシシ年、政治も経済も腰が定まらず年を越しそうです。
千社詣では、あちらこちらの神社をおよそ千社順に参拝することをいいます。中にはお寺も入るようです。江戸時代に盛んで寺社に行けば今でもよく見かけます。あまり綺麗という印象はありませんね。
この句は、年も迫った12月に、神社にお参りをして、べたべた貼ってある千社札を見て、人間の業の深さを嘆いているようです。
作者こうの・ゆうじんの紹介は、2006年6月4日を参照。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年12月01日 05:18

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2100