[2007年12月06日]

俳句(2007-12-06)

いのち一つ守りあぐねて日向ぼこ

久保より江(1884~1941)

日向ぼこが冬の季語。日向ぼっこ、日向ぼこり、日向ぼこうも同意の季語です。
日向ぼっこの季節になりましたね。道を歩くときも知らず知らずに日向を探し、日陰を避けている自分に思い至ります。
三浦半島は他の土地よりも暖かいところですが、それでもベランダやベンチでの日向ぼっこは、冬の最高の楽しみです。
この句は、いささかオーバーに表現していて解釈に迷いますね。たったひとつの命と日向ぼことの対比の差が大きくて、これも俳句的表現のひとつなのでしょう。
作者くぼ・よりえの紹介は、2006年4月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・本欄でも10月30日に登場した多田道太郎(俳号・道草)京都大名誉教授が12月2日に83歳で亡くなりました。「変身 放火論」という本を面白く読みました。合掌。

投稿者 m-staff : 2007年12月06日 06:02

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