[2007年12月07日]

俳句(2007-12-07)

雑炊や頬かがやきて病家族

石田波郷(1913~69)

雑炊(ぞうすい)が冬の季語。おじや、餅雑炊、かき雑炊、芋雑炊、にら雑炊なども同意の季語です。
東京では「おじや」といいます。
今日は大雪(たいせつ)です。大雪は二十四節気のひとつで、南国では霜が降りたり、中部地方では初雪が降ったりします。
このような時は、雑炊がいいですね。寒いときの保温食であり、栄養食にもなります。
料理では、ふぐの鉄ちり、すっぽんの丸なべ、かき雑炊、鴨雑炊などが好まれます。
この句は、自らの結核の闘病生活を「病家族」と呼び、貧しくても愛し合う家族の絆を感じます。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記」雄山閣、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2007年12月07日 06:51

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