[2007年12月10日]

俳句(2007-12-10)

名は千両といふ明るくて寂しくて

有働 亨

千両が冬の季語。草珊瑚、仙蓼(せんりょう)も同意の季語です。
暖かい三浦半島では、あちこちに千両が見られます。高さは50センチほどで茎にふくれた節があります。実が葉の上に現れて染まるのが千両で、葉の陰に垂れ下がるのが万両です。
冬になって青い実がだんだんと染まってきて真紅になるのが千両、万両です。
この句は、その千両の軽く明るい様子をよくとらえていて、一方、華やかさのもとに寂しさも感じると詠っています。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年12月10日 06:58

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2110