[2007年12月26日]

俳句(2007-12-26)

海見えずして海光の蜜柑園

野澤節子(1920~95)

蜜柑園(みかんえん)が冬の季語。蜜柑、蜜柑山も同意の季語です。
小さいころに、蜜柑を食べ過ぎて顔が黄色くなりました。冬の北海道では、ストーブに当たりながら蜜柑を食べるのが何よりの楽しみでした。
三浦半島にもあちこちの蜜柑の木があり、蜜柑園があります。この句はまさにそのような情景を詩にしています。相模湾や東京湾に囲まれた半島には温暖な気候に合った果物が多く栽培されています。
海に直接面していなくても海の光の恩恵を受けて人も植物もよく育ちます。
作者のざわ・せつこの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年12月26日 07:12

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