[2007年12月27日]

俳句(2007-12-27)

カレンダー獄中に貼り年用意

角川春樹

年用意(としようい)が冬の季語。春仕度ともいいます。
新年を迎えるためにいろいろな準備をすることをいいます。数えれば、すす払い、餅つき、春着の仕度、正月料理の準備など、主婦は大変です。
この句が載っている歳時記は、角川春樹編「合本現代俳句歳時記」2004年11月18日第3刷発行です。季語によって選句された句の最後には角川春樹の句が載っています。
この句は、その中でも心打たれました。誰もが正月の準備をしているであろうに、罪によって獄中に囚われた作者にとって、外界へのつながりの手段はカレンダーだけでした。早く壁の外に出たいなあ。
作者かどかわ・はるきの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2007年12月27日 06:17

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