[2007年12月30日]

俳句(2007-12-30)

のぼせたる女の顔や年の市

日野草城(1901~56)

年の市が冬の季語。
正月を迎えるための暮れの買出しに、アメ横とか築地へよく出かけました。あの雑踏の中に身をおいて、ああ、今年ももう終わりだなあ、と感じたものでした。横須賀に引っ越してからはもうそのような買出しは無くなりましたが、小さな買出しは近くの長井水産に出かける予定です。
この句のように、年の市で活躍するのは女性です。日ごろのショッピングで鍛えた押し出しで物売りのお兄ちゃんに声を掛けて値切っています。その顔が生き生きとして映ります。まことに年の市の主役は女性です。
作者ひの・そうじょうの紹介は、2005年1月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2007年12月30日 05:30

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