[2007年12月31日]

俳句(2007-12-31)

満目の屋根を潤す除夜の月

榊原風伯

除夜が冬の季語。除夕(じょせき)も同意の季語です。
30日から日本列島は大荒れの天気、横須賀も南西の強風で吹き飛ばされそうです。さあ、今年もあと少しで終わります。振り返ればいろんなことがありましたね。
この句は、1998年12月31日、大晦日の紅白歌合戦を見てから横浜に住んでいた前の家の近くの篠原八幡神社へお参りに行くときに作りました。空には寒い冬の夜に、満月の光が煌々と照っていて、除夜の鐘が鳴っています。「満目」は見渡すかぎりの意味です。ぎっしりと並んだ家並みの屋根に降り注いでいます。来年もまたそれぞれの家によいことがあるようにと祈っているように見えました。大晦日から元旦にかけて満月が見えるのはとても珍しいことです。
さて、今年も「日めくり俳句」をご覧頂き、誠に有難うございました。今日でちょうど連続1096回目、3年を経過しました。この間、多くの皆様に助けられました。ありがとうございます。
わたしは毎年「自家版の10大ニュース」をまとめています。身辺雑記から取り分けて自分に関係したことを抜き出して比較しています。これを30年ほど続けているといろいろなことがわかります。
来年も皆さんにとってよい年でありますように、横須賀の空から祈っております。それでは、どうぞよいお年を。
(出典:「雲雀」1999年3月号より)

投稿者 m-staff : 2007年12月31日 06:53

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