[2008年01月05日]

賀状うづたかしかのひとよりは来ず

桂 信子(1914~2004)

賀状が新年の季語。年賀状、年始状、年賀はがきも同意の季語です。
わたしにとって年賀状は、日ごろ会えないひとに、元気でいることの証しとして欠かせないものです。年賀状が一番多く着たときは350枚近く、会社に100枚、自宅に250枚ほどでした。
今年からは出す枚数を減らしましたが、それでも元旦に配達される年賀状の楽しみが消えることはありません。
この句は、うず高くいっぱいに年賀状が着たけれども、日ごろからどうしているかと気がかりな人からは着ていない、さあ元気なのかしらと案じている作者の気持ちが句になっています。ちょっぴり恋人の匂いがしますね。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:「現代の俳句」講談社、1993年刊)

投稿者 m-staff : 2008年01月05日 06:16

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