[2008年01月11日]

裏山にゑくぼの日ざし福寿草

成田千空(1921~2007)

福寿草が新年の季語。元日草も同意の季語です。
縁起の良い名前ですね。花の少ない正月は福寿草でも見てこころ豊かにしたいものです。
キンポウゲ科の多年草でもともとは野生の宿根草です。雪解けの後に咲き出す花ですが、江戸時代から正月の床の間の主役になりました。花は黄金色で、朝咲いて夜に閉じます。
この句は、裏山に咲いているその福寿草に日差しが当たっている様子を「えくぼ」と表現しています。可愛らしい花のよいところ捉えていますね。
作者なりた・せんくうの紹介は、2006年3月28日を参照。昨年の11月に亡くなりました。
(出典:「合本俳句歳時記・第三版」角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2008年01月11日 07:25

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