[2008年01月15日]

水の香に誘はれて散る枇杷の花

小松崎爽青(1915~2003)

枇杷(びわ)の花が冬の季語。花枇杷、枇杷咲くも同意の季語です。
そろそろ「新年」の季語から「冬」に戻りましょう。
枇杷の花は、いい匂いがします。散歩の道で見つけました。バラ科の常緑高木で関東以西に野生が見られ、埼玉県が北限とされています。暖地性の果樹で農家などの屋敷の中で栽培されています。黄色を帯びた白い五弁の花が固まって咲きます。目立ちにくい花ですが、風趣があります。
この句は、画家の作者が淡々と枇杷の花が散ってゆく様子を伝えてくれます。地味ですが佳句です。
作者こまつざき・そうせいの紹介は、2005年9月29日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」巴書林、1996年刊)
・昨日は、新宿の京王プラザで、わたしが所属している「炎環」の20周年記念大会でした。多くの俳人が集まり、大盛況でした。

投稿者 m-staff : 2008年01月15日 07:19

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