[2008年01月31日]

親展の封切る音や冬ざるる

榊原風伯

冬ざるるが冬の季語。冬ざれも同意の季語です。
1月も今日で終わりですね。明日から嫌いな2月です。今年は閏年ですから1日多くなり、29日となります。閏年といえば、8月8日からは北京で第29回夏期オリンピックが開催されます。世界の目が中国に集まりますね。
さて、誰でも手紙の封を切るときはわくわくするものです。とくに「親展」などと封筒の表に書いてある手紙を受け取ったときはドッキリしますね。「電報」も何か異変が起きたのではないかと不安になります。この句の「親展」はどうして「親展」なのか分からない普通の手紙でした。急いで手で封を切りましたが、貰った方は何が起きたかと心配になりますね。
冬ざるるは、冬の荒涼とした光景をいいます。その中で「親展」の手紙の封を切っている男の人生。俳句的表現です。
(出典:「雲雀」2001年2月号より)

投稿者 m-staff : 2008年01月31日 06:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2165