[2008年02月11日]

森に人あふれ建国祭の歌

栗生純夫(1904~61)

建国祭が春の季語。建国記念日、建国の日、建国日、紀元節、梅花節も同意の季語です。
もともとは「紀元節」として、1872(明治5)年に神武天皇即位の日を設定して祝日にしたもので、第2次大戦後廃止されましたが、1966(昭和41)年に「建国記念の日」として復活し、翌年より実施されました。
作者は1961年に亡くなっていますから、当然に建国祭といっても「紀元節」のことですね。
「紀元節の歌」
雲にそびゆる高千穂の 高根おろしに草も木も なびきふしけん 大みよを 仰ぐ今日こそ たのしけれ……
勿論、わたしは歌ったことはありません。
作者くりゅう・すみおは、長野県須坂市の生れ、小学校卒。俳句を臼田亜浪に師事し、戦前に「石楠(しゃくなげ)」に「一茶雑記」を連載。戦後は須坂で「科野」を創刊主宰しました。一茶の研究者として知られています。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月11日 06:58

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