[2008年02月13日]

たんぽぽや生れたままの町に住み

五所平之助(1902~81)

たんぽぽが春の季語。蒲公英、鼓草(つづみぐさ)、藤菜、蒲公英の絮(わた)も同意の季語です。
近くの横須賀市西公園の一面の枯れ芝の中に、一輪だけ「たんぽぽ」を見つけました。春が来たなあと実感し、嬉しくなりました。
この句のように、生まれた町にそのまま住むというのはどのような気分なのでしょうか。北海道へ移住してあちらこちらを転々と移動した家系としては、うらやましい気持ちがします。生れた町にずうっと住んだことないわたしにとって、いつまでもここが終の棲家といった心境にはなれません。「たんぽぽ」という季語が効いていますね。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005 年2月13日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月13日 06:43

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