[2008年02月18日]

靴音は女が高しものの芽に

古舘曹人

ものの芽が春の季語。芽、物芽も同意の季語です。
春になって出てくるいろいろな植物の芽を総称して「ものの芽」といいます。
近くの横須賀市西公園を散歩しながら、木の芽、草の芽、花の芽に眼をこらして注意しています。そこでは、芽立ちが懸命に行われていて、春への装いが刻々と準備されています。こころがときめいてくるのを覚えます。もう少し辛抱すれば本格的に春になります。
この句では、きっとハイヒールかミュールを履いている女性が芽吹き始めた花壇のそばを元気に音高くかっ歩をしている様子を面白く表現しています。近頃では男性の靴音も高くなってきましたね。
作者ふるたち・そうじん紹介は、2007年1月14日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月18日 07:00

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