[2008年02月21日]

梅咲いてまたひととせの異国かな

ジャック・スタム(1928~91)

梅咲いてが春の季語。白梅、紅梅、梅林、老梅、春告草なども同意の季語です。
2月18日は、風もなくおだやかに晴れて、雪をかぶった富士山と相模湾が見えて至福の時間をいただきました。坂道の途中にある家の梅の木が白い花を咲かせ始めました。ようやく梅の季節になりましたね。そこで前から気になっていた作者の句を紹介します。
作者は私たちよりも日本に詳しくて、季節の変わり目が激しい自然をこよなく愛しました。「切れ字」の「かな」にいろんな思いが伝わってきますね。
英語では次のとおりです。
Plums blossom/another year/another country
作者じゃっく・すたむは、ニューヨークに生れ、コロンビア大学で「東洋学」を学び、国際俳句の先駆け。作家・コピーライターで日本には30年滞在しました。句集に「俳句のおけいこ」があります。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月21日 06:18

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