[2008年02月22日]

あたたかに白壁ならぶ入江かな

正岡子規(1867~1902)

あたたかにが春の季語。暖か、春暖(しゅんだん)、あたたけし、ぬくし、暖雨(だんう)なども同意の季語です。
ひ「あたたかに」は、暑くもなく寒くもない、春の快い温度をいいます。これといって特徴のない季語ですから、かえって使いづらく感じがしますね。
さて、どのようなことに暖かいと感じるのでしょうか。ここで、子規は入江に並んでいる白壁に「あたたかい」と感じています。春の訪れを白い壁の並んでいる様子に敏感に感じたのでしょうか。
同じ作者に次の句があります。
あたたかな雨がふるなり枯葎(かれむぐら)  子規
作者まさおか・しきの紹介は、2005 年1月20日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月22日 06:56

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