[2008年02月25日]

曇りより雨となりたる菜種御供

森 澄雄

菜種御供(なたねごく)が春の季語。北野梅花祭、北野御忌日、天神御忌日、道真忌なども同意の季語です。
学問の神様といわれる菅原道真の忌日に京都の北野天満宮で行われる祭りを「菜種御供」といいます。陰暦のころに菜種の花を供物にしていてこの名前になりましたが、陽暦になり梅の花を代用にして梅花御供とか、梅花祭りと呼ばれるようになりました。
テレビでしか知りませんが、当日は祇園の芸妓による野点が毎年評判を呼んでいます。また、受験生やその父兄が合格を祈願して絵馬に思いを書き込むのも有名です。
この句のころの京都は、曇りより雨が多いといわれています。
作者もり・すみおの紹介は、2005 年2月22日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月25日 07:05

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