[2008年02月27日]

黒猫にして界隈の恋の主

藤田湘子(1926~2005)

猫の恋が春の季語。恋猫(=^・^=)、猫の夫、猫の妻、浮かれ猫、猫さかる、春の猫なども同意の季語です。
この句の「界隈(かいわい)の恋の主(ぬし)」は黒猫、もちろんメスでしょう。春になると、発情期に入ったオス猫は盛んに妻恋をして鳴き始めます。その賑やかなこと。昼夜問わずに一匹のメスに数匹のオスが猫の妻を取り合ってみにくい争いを繰り返します。猫の交尾期は、年4回といわれていますが、とりわけ春が一番で俳句では春の季語になっています。
マイクロソフトのWordでは、「恋猫」と打つと 「(=^・^=)」が出てきますよ。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005 年4月22日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年02月27日 07:00

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