[2008年03月02日]

もつれつつとけつつ春の雨の糸

鈴木花蓑(1881~1942)

春の雨が春の季語。春雨、春雨傘も同意の季語です。
3月から4月にかけて降る雨のことで、木の芽を張らせ、草の芽をのばして、花を咲かせます。季節風の変わり目に降り、豪雨になることはまれで、細かい雨滴がしとしとと降り続きます。雨を暖かく感じますね。
この句はそのような春の雨の特徴をよく捉えています。春の雨を、糸が「もつれつつとけつつ」は、いささか即(つ)き過ぎですが、まことに上手い表現ですね。
「春雨じゃ濡れてゆこう!」なんていってみたいものです。
作者すずき・はなみのの紹介は、2006年1月27日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・今日は元河出書房編集者、飯田貴司氏の八回忌。去年は多磨霊園で七回忌を行いました。

投稿者 m-staff : 2008年03月02日 06:51

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