[2008年03月04日]

山国の小石捨て捨て耕せり

澤木欣一(1919~2001)

耕すが春の季語。耕し、春耕、耕人、耕牛、耕馬も同意の季語です。
いま、三浦半島では、梅が咲き始め、春大根、春キャベツの出荷の時期で、農家は忙しく田畑に出ています。
この句の山国は、長野や山梨や岐阜でしょうか、どこを指しているかはわかりませんが、たしかに田や畑を耕していると小さな石が邪魔をします。それを黙然と一一捨てている情景が浮かんできます。
耕すことが春の農事の始まりでトラクターなど機械化されてはいますが、最後はどうしても人力で処理しなくてはなりません。大変ですね。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年03月04日 06:41

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