[2008年03月18日]

咲くとみて辛夷たちまち湧くごとし

西島麦南(1895~1981)

辛夷(こぶし)が春の季語。木筆(こぶし)、花辛夷、やまあららぎ、田打桜、こぶしはじかみなども同意の季語です。
このところの暖かさで、横須賀市西公園の辛夷が一気に花を開きました。管理人が嬉しそうに教えてくれました。湧くように咲き始め、まるでこの句のような情景です。幼児がその近くを走り回っています。ようやく冬から春になり、視界がぼんやりとしています。
白い花は、白木蓮に似ていますが、それよりもやや小さいのが特徴です。つぼみの形が赤子の拳に似ているところからこの名前があります。また筆の穂に似ているところから木筆ともいいます。
作者にしじま・ばくなんの紹介は、2005年6月26日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年03月18日 05:51

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