[2008年03月21日]

鳥帰る黄の花あまた庭に咲き

五所平之助(1902~81)

鳥帰るが春の季語。小鳥帰る、残る鳥、鳥引く、引鳥も同意の季語です。
今日は、横須賀から相模原へ、お彼岸の墓参りです。車で往復約120キロの道のりです。
秋や冬に渡ってきた鳥たちが春になって北方の繁殖地へ移動する時期になりました。大型の雁、白鳥、鴨や小型のつぐみ、やまがら、しじゅうがら、ひわなどが北へ帰ってゆきます。はじめは小さな固まりであったものがやがては大きな集団になり、高い空を飛び、忽然と姿を消します。
この句は、春になって庭に多い黄色の花が咲くころに、北へ帰る空の旅人の情景が伝わってきます。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:山本健吉「句歌歳時記」、新潮社、1986年刊)
・19,20,21日と春の大風が吹いています。

投稿者 m-staff : 2008年03月21日 05:35

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