[2008年03月23日]

よくもなくわるくもなくて春の風邪

下田実花(1907~84)

春の風邪が春の季語。
春の風邪は、ちょっとした油断で引いてしまいます。そして、それが長引いて思わぬ病気を引き起こすことにもなりかねません。やっかいですね。
この句は、まるで歌っているようにつらい作者の印象を軽く舌頭に転がし、句に仕上げています。そこに惹かれました。ときにはこのような肩のこらない句もいいものですね。
ところでお彼岸の1週間は、いつも墓参りに行かなくてはならない、などと緊張したりしています。お墓の周りにはいつも除草剤を撒いてきます。そうしないと春から夏にかけて雑草が繁茂しますので。
作者しもだ・じつかの紹介は、2006年10月24日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・櫻が開花しましたね。

投稿者 m-staff : 2008年03月23日 06:49

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2218