[2008年03月31日]

教会の二羽の引鶴いつ発たむ

榊原風伯

引鶴(ひきづる)が春の季語。鶴帰る、帰る鶴、去る鶴、残る鶴も同意の季語です。
「引鶴」と同じに「引鴨」という季語もあります。
鶴といえば丹頂鶴、阿寒湖、マリモと連想が広がります。鶴はシベリアあたりから日本渡って越冬し、3月ごろになると北方の繁殖地に帰ってゆきます。
私の住んでいる横須賀市の西方にキリスト教のバプテスト教会があり、ときどきつがいの鶴を見かけておりました。その鶴も暖かい季節になるときっと北方へ向けて旅立つのでしょう。それとも帰らずに残る鶴になるのでしょうか。いささか哀愁をこめて作句しました。
(出典:「ケータイ歳時記」紅書房、2008年刊)
・この欄でも何度か取り上げている俳人・作家の清水基吉が亡くなりました。89歳。合掌。
・・インターネットで検索してみたところ、作家の草森紳一の忌日は、18日と20日に分かれています。永代橋そばのマンションで一人暮らしですから、29日に亡くなっているのを発見されたのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2008年03月31日 07:09

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