[2008年04月04日]

野の出れば人みなやさし桃の花

高野素十(1893~1976)

桃の花が春の季語。花桃、緋桃、白桃、源平桃も同意の季語です。
誰もが桃の花が咲いているのを見ればにんまりとします。
万葉集に次の歌があります。
「春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出て立つをとめ」
桃の字は、木偏に「兆」の字が使われています。これは若木のときから花も実も多くつけることを示しているそうです。また、桃は若く健康的な乙女を称えて、未来の限りなき繁栄を表しています。
この句は、そのような桃の花の優しさが人に伝わり、ふくよかな気持ちにさせてくれます。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:「季語の花―春」ティービーエスブリタニカ、2001年刊)
・第80回選抜高校野球大会は、埼玉と沖縄の決勝戦。いい試合をしてください。

投稿者 m-staff : 2008年04月04日 07:03

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