[2008年04月16日]

雪やなぎ雪のかろさに咲き充てり

上村占魚

雪やなぎが春の季語。小米花(こごめばな)、噴雪花(ふんせつか)、えくぼ花も同意の季語です。
近くの通研通りを入ったところにあるNTT横須賀研究開発センターの入口の土手に、雪やなぎが一面に咲いているのを散歩の途中で見つけました。雪やなぎの小さな塊は、そこここにありますが、100メートル以上もびっしりと咲いているのは驚異です。なおいっそう雪やなぎが好きになりました。
この句は、「咲き充(み)てり」がいいですね。また、草むらをなして増える雪やなぎの生命力を「雪のかろさ」と表現しているところをうれしく感じました。
作者うえむら・せんぎょの紹介は、2006年6月27日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年04月16日 05:59

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